
骨盤はいくつかの骨の集合体で体にとってさまざまな大切な役割があります。それは骨盤の中にある内臓や生殖器を支え守っていたり、二足歩行により足から全身に伝わってしまう衝撃を骨盤で吸収する事で上半身に伝わらないようにしたり、身体の中心にある骨盤は脊柱に繋がっていて脊柱等のバランスが崩れないように負担を与えず上半身を支えたり、骨の一番下に位置し座る時に最も重要である坐骨を支えることで正しい姿勢で座る事が出来きます。このことから骨盤が歪んでしまうと全身への血行が悪くなるので冷えむくみがでたり生理痛が重くなったり新陳代謝が低下し肥満の原因になったり肩こりや腰痛といった慢性的な症状が現れたりするようになります。
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骨盤の歪みとは
骨盤がよく歪むと聞くことがありますが骨盤が歪んでいるかどうか自分ではわかりにくいと思っている方が多いです。実際に自分で骨盤が歪んでいるか確認できる方法はあるのでしょうか?
足踏みチェック
目を閉じたままその場で50回足踏みし目を開けた時最初の位置よりも右に移動していたなら右側、左なら左側、前なら前側、後ろなら後ろ側に骨盤の歪みの可能性があります。年齢の差でも若干ぶれることがありますので多少の位置ずれはよしとしましょう。
片足立ち
15秒間片足立ちをし静止できない方や静止できても左右でしやすさが違う場合姿勢を保ちにくい側の骨盤が歪みの可能性があります。
両足の開き具合
力を抜き長座姿勢になった時両つま先の角度がV字にならず開きすぎたり閉じすぎたりした時そちら側の骨盤の歪みが考えられます。
左右の肩の高さ
左右の肩の高さが揃っていない場合どちらかの骨盤が歪み上下している可能性があります。
骨盤が歪んでしまう原因とは
骨盤が歪んでしまう原因は日常生活の過ごし方に関係していて「私は大丈夫!」といった考え方は危険で自分が知らない間に少しずつ状態を悪くし突然痛みとなってあらわれたりすることもあります。例えば「姿勢が悪いから骨盤が歪む」などと安易な考えをもっている方が多いですがそんな単純なことではなく日頃の姿勢、歩き方、立ち方、座り方など「なにげないこと」の動作に殆どの方は正しいほうではなく自分にとってラクに感じる動きを当たり前としていてそれがクセ付いてしまい長く続くことで骨盤の歪みに影響を与えてしまってしまいます。また妊娠出産経験や外反母趾など足裏の異常で歩行時に悪影響を与えることでも骨盤の歪みの原因となります。
骨盤矯正の種類やケア
骨盤のトラブルには骨盤矯正を行う事が一番はで整骨院等でプロにお任せしたりエクササイズなどの体操を取り入れる方法、骨盤矯正専用のグッズ使ってセルフで行うといったさまざまな方法があります。
プロによる骨盤矯正
身体を良く知るプロに自分の身体の状態を判断してもらい正しい施術を受けその場で効果が実感できまた疑問なことはすぐに質問し相談できます。しかし維持する為に定期的に通院しないといけないのでお金がかかったり施術者の力量の差があったりします。
骨盤矯正には体操やグッズを使ってヘルスケア
骨盤矯正に効果的な体操やトレーニングは数々あり自分に合ったやり方や道具(ベルト、クッション、枕等)を選択し行います。自己判断が大切で効果が薄れないよう正しいやり方を理解し実践することに気をつけます。
骨盤で体調が変わる!?骨盤の役割とは【まとめ】
骨盤の歪みというのは日頃のなにげない動作でおこってしまいます。自分の身体の状態や癖をもう一度見直すことが大切です。正しい骨盤矯正を取り入れることにより改善される可能性が高くなります。
骨盤矯正の選択はたくさんありますがなによりも持続させることが重要です。
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